2021年7月21日

作物の硝酸態窒素を測定!

作物に、農薬や肥料を与えまくると、作物の中の硝酸態窒素量が増えて、身体に悪いそうです。。

数十年前、アメリカで硝酸態窒素を多く含んだ食べ物を、食べた赤ちゃんが、

何人も亡くなったブルーベビー症候群という事例がありますので、気になった方はググって見てくださいね☆

単位面積あたりの農薬使用率が世界一の農薬・肥料大国、日本、、、

いや、、そんなことより、ウチで今まで食べてきた作物の硝酸態窒素量が気になる!!!!

ちなみにヨーロッパでは硝酸態窒素が3000ppm以上の食べ物は売れないそうですが、日本での基準は無く、今のところ野放し状態です。

まぁ、そんなこんなで買っちゃいましたよ!

『堀場 コンパクト庄さんイオンメータ【作物用】LAQUAtwin NO3』

値段は楽天で36,924円!高かったなぁ~(笑)

使い方なんやけど、説明書やYouTubeを見てもぶっちゃけわからなかったので、カスタマーセンターに電話しました(笑)

以下、備忘も兼ねて、私が理解した使用方法を記載します。

【1】まずは校正(計器類の狂い・精度を、標準液を使用し正すこと)を行います。

※標準液は2つあり、精度を高めるため「低い濃度」と「濃い濃度」での2点で校正をします。

①電源を入れた状態で涙型の蓋をあけます。表示は気にしなくてよい。

②300ppmと記載がある標準液を、涙型の中にある、小さい〇と、大きい〇が浸るように滴下する

③滴下すると、ニコちゃんマークが点滅するので、点灯するまで待つ。

ちなみに表示画面の

『MEAS』は「測定モード」

『CAL』は「校正モード」

『ニコちゃん点滅』は「液を測定中なのでちょっと待ってね」

『ニコちゃん点灯』は「液の測定完了しました!」

ということです。

通常はMEAS(測定モード)ですね♪

④標準液を正として校正する為に、CALボタンを押します。

⑤そうすると、MEASからCAL表示に変わり、300と点滅されます。

Mボタンを押して、今、液をいれているのは、300ppmの標準液なのか、5000ppmの標準液なのかを選びます。

⑥入れた標準液は300ppmでしたので、300ppmの表示の状態で、再度Cボタンを押します。

そうすると、CALの表示から、MEASの表示に変更されます!

これで300ppmの校正は完了(^_^)v

同じこと(②~⑥)を5000ppmの標準液でも行います。

5000ppmの場合は、⑤の選択場面で5000ppmの表示を選んでくださいね。

【2】設定モードの変更

この時点で、表示が「ppmNO3-」であることに気づき、私が測りたいのは「ppmNO3–N(硝酸態窒素)」やねんけど、、と思い、再度、カスタマーセンターに電話(笑)

設定モードで変更する必要があるとのこと、、ちなみに校正は再度する必要は無いとのことです。

①まず電源を落とし、画面を真っ黒にします。

②Mボタンと電源マークを同時に2秒間押します。

すると、全点灯後に、ソフトのバージョン情報が表示されます。

以降、Cボタンと、Mボタンを駆使して表示をppmNO3–Nにします。

(すみません、これ以降の設定方法は説明書でもわかりやすいので割愛します)

ちなみにppmNO3–Nに表示を変更すると、

標準液の校正値が300ppmが68ppmになり、5000ppmが1100ppmになります。

これは標準液の表面にも記載してあるので見てみてね

【3】いよいよ測定!!

まずはナス!

MEASの表示状態で、ナスの液を浸して、ニコちゃんマーク点滅から・・点灯!

結果は45ppm、、へ?こんな低いん(笑)

まぁ親父の育て方はわからんけれども思ったより肥料使ってないのね。

ぶどうも24ppmやった(笑)

まぁ全部は計ってないけれども、ウチの作物は安全そうやね~